2016-10-30 金谷ホテルベーカリー ロイヤルブレッド研究 リバースレシピ20回目 食パン パン #食べ物 明治生まれのパン職人さん 川津勝利シェフの ロイヤルブレッドを完全にコピーしたい模索の20回目です。 もうできないと心が折れて前回から2年以上経過していました。 お手本のロイヤルブレッドは イズミヤ牛久店に月、水、土だけ入荷していたものが廃止となり なんと1月末でイズミヤ牛久店は閉店ということになりました。 30年お買い物したお店が無くなるってすぐには受け入れられません。 2年以上のブランクですっかり忘れているので 19回目のレシピそのままです。 *中種 強力粉(イズミヤプライベートブランドスタイルワン強力粉) 227.5g(65) 牛乳 157.5g(45) イースト 0.7g(0.2) *本ごね HBで最後まで実行 中種全量 384g 強力粉 (クオカのフェリーチェ) 122.5g(35) 塩 5.25g (1.5) きび砂糖 21g(6) →なかったので てんさい糖で代用 牛乳 105g(30) ラード 17.5g(5) ドライイースト 2.0g(0.57) ずっとメッシュ型で焼いてきましたが 今日は、新しい型をおろしました。 2年前に馬嶋屋さんから二つ買って ひとつはオークションに先週出して売れて 残り一つを今日初めて空焼きからします。 馬嶋屋さんに尋ねて、「データが残っていなくてわからない」 と言われたのですが、私の見立てでは、 スチールにすずメッキの商品だと思います。 すずは融点が低いので、あまり高温で空焼きしてはいけないと いうことです。 洗って200度30分空焼き ショートニングを塗って 180度30分で空焼きしました。 空気抜きの穴の開いているパン型は初めてです。 シニフィアンシニフィエの志賀シェフオリジナルのパン型にも 底面に丸い穴があるということですが、同じ感じなのでしょうか。 ショートニングはバターと比べると融点高いので、塗っているそばから固まります。 空焼き終了後 なんと模様が出てきました。 cuoca×CHIYODA食パン焼型 みたいでワクワクします。 いったいどんな風に焼けるでしょうか。 できあがり生地量647g 新しい型2143㏄ これに全部詰めるのは入れすぎなので 86g+561g に分割して、小さいほうは7㎝キューブ型に入れます。 型比容積 大きい型 3.8 7㎝キューブ型 3.98 無塩バターを塗ります。 7㎝キューブサイズ 230度8分 余熱8分 情けないパンが焼きあがりました。 生地の詰め方に課題を残しました。 味は金谷ホテルのロイヤルブレッドの味とは違った美味しさです。 皮が歯ごたえあり、内側はふわふわしっとり 背の高いすずメッキの型 230度15分 余熱10分 山の高さがそろわないし 側面のお肌のきめが粗いパンとなりました。 生地を乱暴に扱いすぎたところは次回改めないといけません。 冷めてからカットしてみると、内層がふわふわもっちりしっとり この型は優秀です。 背の高いかっこいいイギリスパンが焼けます。