太陽光発電パネルの設置
築26年一度もメンテナンスしていない屋根を葺き替えました。
我が家の屋根は南南西向きの切妻屋根で6寸勾配(30度)で
10月下旬に入荷していた太陽光パネルは屋根工事の遅れと雨のために
何度も何度も延期になって倉庫に眠り、やっと今日工事となりました。
インターネット見積もりで10社ぐらい見積もりしましたが、
価格的な面、そして何よりも技術的な面で信頼できたので決めました。
夏から見積もりを持って何社も我が家に説明に来ましたが
「屋根裏に上がらせてください。 築26年の家はバラ板がはってあることが
少なくなく、その場合はお引き受けできません。 12mmの合板が
最初に、すみ付けという作業をします。
屋根の上にパネルを並べる位置の印をつけます。
架台を屋根にねじ止めします。 屋根にねじ止めなんて、雨漏りしてしまわないのですか?
と心配してメールで質問したことがあります。
「シャープの工法では(今回ラベンダー様のお屋根に行う方法)穴を開けてネジ釘を打ち込むとき、ブチルゴムを一緒にねじ込み穴の中を防水します。さらに金具裏にはブチルゴムシールがあり、外部から水も空気も入らないよう完全に穴をふさぎます。さらに金具まわりをコーキングして防水処理。3重の防水施工を行うことにより完全に雨漏りが起こらない状態を作ります。このブチルゴムはダムのコンクリート接続面に使うもので、耐用年数50年のものを使用しております。普通では高価で使用しないものです。つまり・・・・・・・ですね。私たちは穴を開けた箇所だけ完全防水すれば設置による雨漏り問題は起こることはございません。」とお答えしてくれて安心しました。
防水処理の作業をしているところです。
ゴム底の滑らない作業靴を履いておられました。 我が家の6寸勾配(30度)は急勾配で
しかも、つるつるの金属屋根ガルバニウム鋼板で、慎重に作業しないと危険だということで
緊張されており、どうぞどなたもお怪我のないようにと私はずっと祈っていました。
架台が完成しました。 ここまで作業員さんを安全に守ってくれていた
足場が、パネル設置の邪魔になるので取り外します。
足場が撤去され架台だけになりました。 中央から左右に渡る足場だけは
命綱として残します。
直列つなぎに配線を渡しています
パネルは電動のエレベータでひとつずつ屋根に上げます。
屋根の上で受け取っています
架台にセットします
パネルは重く、屋根の上のほうになるとそこまで抱えて持って行くのが
大変です。 しかも、滑らないように慎重に一歩一歩気をつけてゆっくりです
これはパネルの裏側です。 バックコンタクト方式のパネルは裏側にコードがあります。
バックコンタクト方式のパネルは表にコードが出ないのですっきりして見えます。
メーカーによってパネルの縦横のサイズがそれぞれ違い、我が家の屋根に乗せると
パナソニック 6行4列で24枚 5.85kw
シャープNQ-203AD 5行6列で30枚 6.09kw
京セラ 5行5列25枚 5.0KW となり
出来るだけたくさん発電するようにと選ぶとシャープになりました。
朝の8時半から作業開始されて、日没ぎりぎりに発電のテストが出来ました。
急勾配のつるつる金属屋根の上の危ない設置作業をしていただき
大変お疲れ様でした。 ありがとうございます。
無事にお怪我もなくパネル設置作業が終わってよかったです。