いちじくのケーキ 復習四回目
ツォップのパン講習会のおまけで習った
おいしいと思っていました。このクグロフは
そのときの味に似ているし、またマカデミア
ナッツ(でよかったですか)が入っていて
とてもしゃれた味であまり重すぎない味が
いちじくのケーキ
復習のときに、型から外すことに失敗して
同窓会で再会した友人の研究室にプレゼントしたところ
友人がとても気に入ってくれて、お母さん二人(ご主人のお母さんにも)
のプレゼントに作って発送して欲しいと頼まれました。
今度は年末に、ご主人の妹夫婦が遊びに来るので
お土産にということで3つ頼まれました。
彼女が言うには
「私はフルーツケーキには思い入れがあって、
実家の母が昔作ってくれたのが、なによりもおいしいと思っていました。このクグロフは
そのときの味に似ているし、またマカデミア
ナッツ(でよかったですか)が入っていて
とてもしゃれた味であまり重すぎない味が
よかったです。」
だそうです。
クグロフ3個分の材料は バター300g 砂糖300g。。。
といった調子で、普段作っている量の何倍もあり
重たくて大量で混ぜるのが大変でした。
素人が手作業で作るのに作りやすい量というのが
レシピによく載っていますが、なるほど、そういうことねとよくわかりました。
空洞ができないように絞り袋で生地を入れます。
二回目の焼成
14cmクグロフ型を二つ入れて
180度40分でちょうど良い感じです。
3個焼いて終了。
友人から材料費を支払いたいということで、
原価計算を始めたところ、ガーン
牛乳を入れていないことに気づきました。 致命的。
普通だったら、「あーごめーん 試食よろしくー」と職場に持って行きますが
たとえ材料費だけであっても、お金をいただくとなるとそうは行きません。
夜にスーパーマーケットに出かけて材料を買いなおして
再チャレンジ
追加で3個は無理で、2個になりました。
180度40分の焼成
片一方が焦げました。
その理由は、シリコン加工の分厚い型と黒いめっきの薄い型では火の入り方が違うのです。
次回の改善点
同時に二つ焼いた場合、黒い型のほうは早めに取り出すこと。
合計5個焼きました。
記念撮影
手前3個は牛乳もれ失敗作で
自家消費、別の友人へのプレゼントを予定
どうしたら上手に美味しくできるかなと探究心を持って
遊びで作るお菓子と、たとえ材料費でもお金をいただくお仕事としてのお菓子作りは
全然違います。 全部終わって、お風呂に入って寝たのは夜中の4時
もう年末の忙しいときに、こんなお仕事は引き受けたくないと思いました。
趣味のお菓子教室の世界と、お金をいただいて成果物を販売するプロの世界の違いを
ひしひしと感じました。
でも、翌日、友人に会って、渡してコーヒーを飲んだら
とっても喜んでくれて、元気が出ました。
残った失敗作を半分に切ってみたところ
フィリングが全体に散らばっています。
下に沈んでいません。 ということは
生地がどっしりして、比重が軽くなかったということです。
片方にネグリタラム
もう片方に20年物のナポレオンのブランデーを掛けて
ブランデーケーキにしました。
大人の味のいちじくのケーキが楽しみです。
<追記>このカットした失敗ケーキ(牛乳なしのバターケーキ)を少し温めて
納戸にあった20年前のナポレオン(ブランデー)を染みこませたところ
とてもおいしい高級なお味になりました。