自家採種するときは好みに合った親から採ればいい? 遺伝の法則
今年お高い虹色スミレの種を一袋蒔いて8本しか育たず、
来年は自家採種してたくさん育てようと思っています。
11月初めにお値下げコーナーの虹色スミレの苗を発見していくつか選んで買いました。
花がついているものはなるべくグラデーションのはっきりしたもので、
ついていないものはラベルを信じて。
花がついていなかった虹色スミレ 品種名は何も書いていなかったものは
こんなお花が咲きました。 虹色スミレの特徴のグラデーションではなく紫系ピンク一色です。
エンゼルピンクのラベルがついていたものは
ピンクの縁取りがごくわずかについているだけの黄色のパンジーです。
今回の学びは
「(種まきならともかく)せっかくお金を払って苗で買う場合は花を選ぶこと、
花のない虹色スミレのお値下げ苗は
色の幅がありすぎてどういうお花が咲くかわからない。
選ばれなかったからお値下げ苗になった」
ということ
生物で学んだ メンデルの法則
A=グラデーションのあるお花
a=一色プレーンのお花
とすると、aaのお花から採れる種は、子供にグラデーションが出ないのではないかと思われます。
まだ先の話なのですが、なんとなく自家採種を続けていると
劣化していくのではないかという心配があります。
B格品でも花を選んだものはグラデーションで咲いています。
このお花から種を採ればいいのかなと思います。 今くっつけて置いてあり
蜂がいっぱい来ていますが、交雑してしまうから離して置いたほうがいいのかもしれません。
とらぬ狸の皮算用ですが、種まきしてたくさん育てて、グラデーションが優秀!なものは
鉢植えにして来年用の種採り用にして、その他大勢の皆さんは、自宅花壇に地植えして
雑草と戦ってもらい、余ったら、職場の花壇にもあげちゃうというのがよさそうです。
<追記>
虹色スミレは、最近種が採れなくなったというコメントをいただきました。
そう言われてみると、↑上のブログのお二方ともに 虹色スミレの自家採種を
なさっていたのは2008年ぐらいのことですね。 今年も植えられていますが
苗を買われているようです。 種が出来ないほうが次々に花が咲きますし
自家採種されないほうが、サカタのタネは利益が上がるというわけです。