青春18きっぷの旅 水郡線 奥久慈清流ライン初体験 猪苗代へ
青春18きっぷ ってご存知ですか?
JRの普通電車ならば丸一日乗り放題の切符です。
8月末に行った温泉湯治では、
体調不良(うつ傾向と全身疲労感で起き上がれない)の改善に
劇的な効果があったので、続けて行くことにしました。
今回は、直前に思い立ったので、すでにクラブツーリズムは締め切りで
キャンセル待ちも無理ということで、個人手配旅行です。
8月末の旅行の帰りのときには郡山で3時間待ちの新幹線の切符が発券されて、
ホテルのバスをキャンセルして自力で磐越西線で郡山に向かって時間調整したのでした。
今回は、水戸で乗り換えて水郡線で郡山に向かいます。
水郡線は、水戸から郡山までまっすぐ北上して距離的に効率が良さそうです。
グリーン車に乗るつもりで張り切っていました。
ところが 牛久駅の下りホームには、グリーン券の販売機がありませんでした。
上りのホームにはあるので、下りホームにもあるだろうと思っていました。
牛久駅の駅員さんの改札のところで、高校生が通学定期を無くしたという手続きをしていて
青春18きっぷの入場スタンプをもらうのに5分以上待たされました。
駅員さんが窓口を離れて奥に行っているものだから、待ちきれなくて精算しないで
通過した男性のご老人もおひとりいらっしゃいました。
そんなわけで、上りホームや改札の外の券売機に戻る時間はなくグリーン車をあきらめました。
土浦に到着すると、車両切り離しのために5分停車するというので
乗れました。 せっかくだから2階席です。
実はいつもは、牛久→上野 は特別快速で45分なので
グリーン車に乗らなくてもいいよねと乗ったことがないのです。
とても賢くて、席を移動してSuicaをかざすと緑のランプも移動します。
どこの駅でグリーン車を降車するかちゃんと記録されていて降りるとまた赤ランプになります。
土浦からの車内2階席はガラガラで私を入れて4人ぐらいしか乗っていません。
テーブルもあって新幹線気分 快適 朝食タイムとなりました。
でも、あっという間に水戸についてしまい、パソコンを開く暇もありませんでした。
水戸はさすがに県庁所在地ですから大きな駅で駅内にコーヒーショップもあり
自動改札機のすぐ向こうにマクドナルドもあり
ミスドとかパン屋さんのハースブラウンもありました。
駅のコンコースはなんか無駄に広いです。
水戸発9時22分の水郡線に乗りこみました。
キハE130系という車両だそうです。
水戸駅を出発すると、JRの女性車掌さんがもれなく全員検札して回ります。
最近は特急ひたちや新幹線でも検札省略なのでとーっても久し振りです。
もっと空いているのかなと思ったら結構な乗車率でした。
これから、紅葉の季節になったら混むでしょうね。
袋田が近くなると、奥久慈清流ライン の愛称の通り 車窓から清流が見えます。
以下、全部車窓から撮ったお写真です。 絶景撮影ポイントにさしかかると
運転手さんが減速してくれるような気がします。
常陸大子の駅では切り離しがあるので停車時間が長いです。
切り離しは運転席からJRのスタッフが出て来て じゃばらを折りたたんで
ベルトのようなもので止めます。
反対側も止めて、後続車両がバックして外れます。
途中で、棚倉小学校2年生のみなさんがどどーっと乗ってきました。
「先生!座るところがありません」と訴えたので、私を含めて、荷物を座席に置いて座っていた
観光客のみなさんは、荷物を片づけて小学生を座らせました。
ひとりひとり大きな切符を持っていました。 磐城棚倉で降りて行きました。
車内で騒ぐこともなく降りるときには挨拶できる良い子さんたちでした。
郡山到着です。 長時間乗車で飽きるかなと思いましたが
途中の絶景ポイントで写真を撮り楽しく過ごせました。 帰り道は磐越東線でいわきから
帰ろうかなと思いましたが、やっぱり水郡線にしようと思います。
水郡線は郡山が折り返し終着駅なので、
電車がオーバーランしないように車止めがあるわけですが
このような、枕木を置いただけのチープなものでした。
上野駅のがっちりした車止めを見慣れていたので新鮮に拝見しました。
郡山ですぐに磐越西線に乗ってしまうと、13時半に猪苗代に着いてしまい
その時間はホテルのお迎えバスが来ないので、郡山で時間調整しました。
みずほ銀行郡山支店で通帳繰り越し処理です。 こういう時にやっておかないと
普段は、銀行に行くのにも外出届が必要な職場です。
過去3回利用したときには、雪に覆われていたり、ホテルのお迎えバス時間が迫っていたりで
ゆっくり歩くことのなかった郡山の駅周辺 青空が広がってこんなきれいな駅でした。
磐越西線は13時48分 ランチを食べる時間にはちょっと足りなかったので
タリーズのテイクアウトにしました。
郡山の駅で、また先ほどとは別の小学生の集団に出会いました。
小さい子は、タッチパネルに手が届かなくて、JRの駅員さんが抱き上げて、ひとりずつ
切符を買わせていました。 お疲れ様です 駅員さん 腰痛大丈夫ですか?
次からは、小学生用のステップを用意したほうが良いのではないでしょうか。
引率の先生は、駅員さんにサポートを全面おまかせして写真撮影
学校長に報告して、学年だよりのホームページに写真を載せなくちゃー
切符を買い終わったら、一人ずつ自動改札機を通ります。
駅員さんは、「前の人にくっつかないで一人ずつ入りましょう。
飛び出した切符を取るのを忘れないでください」と指導しておられました。
水郡線は、地元の方が利用するというよりも、鉄道オタクの方の利用が多いです。
帰りは、この席を取りたいと思って、発車30分前に並びましたがこの席は取れませんでした。