LAVENDERの日記

乳がん温存手術後11年が経ち、ホルモン療法も卒業しました。 2019年2月の乳房再建についての記事をアメブロに更新しています。 はてなのブロともさんブログにアクセスしやすいようにこちらも開設して、自分のアメブロ記事のダイジェストを投稿しています。

グラウンドカバー実践 実家のお墓 玉竜墓地化

高齢の実家の母が、5月下旬にお墓の草取りをして疲れて下血し入院しました。
母の1週間の入院中は、フルタイム勤務しながら病院介護もしないといけなくて
私にも負担がかかり、私も体調を崩しました。
実家のお墓は土の面が多く出ているタイプのお墓で、草取りの負担が大きいです。
これをどうにか改善しようということで、きょうだい二人(弟と私)で分担してDIYで雑草対策しました。

8月2日水曜日に弟が、大学1年生の長男をお手伝いとして連れてやってきて
周囲を除草して防草シートを貼り、上から砂利を敷き、きれいに出来上がりました。

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私が子供のころは、階段を何段か上がると周りが見渡せる要塞のような
頑丈なつくりのお墓でしたが、先祖代々のお骨がプール状になった納骨スペースに
水に浸かった状態のままになっているのは良くないということで父が取り壊して、
お骨が土に還る平面なつくりになりました。

父が生きていた時に
・除草剤撒くな
・息つけなくなるからコンクリートで固めるな
ということを言っていたというのですが
母もひとりになり弟は実家から遠いところに居を構えて
草取りにたびたび出かけることも不可能であり
お墓のしもりの大変さも軽減しないといけません。
雑草対策としてグラウンドカバ^-で玉竜墓地化を思いつきました。
玉竜を植えるのが私のお役目です。 特に計算していたわけではないですが
121株(車に積めるだけ)用意しました。

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8月5日土曜日 私の作業はまずは、雑草の地下茎を除去するところからスタートです。

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イネ科の雑草でしょうか、地下茎が半端なく深く埋まっており 30㎝ぐらいありました。

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頑張って取り除きました。 曇り空とはいえ、湿度が高くふらふらになってきて
途中2回ほど実家に休憩しに戻ってお昼寝したほどでした。

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土曜日の朝9時からスタートして1日がかりで 夕方6時過ぎには植え終わりました。

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父の墓碑の(夫婦そろったら石のお墓を建てますが母は元気で存命中なので木の墓碑です)
周りにも玉竜を植えようと耕そうとしたときに、5㎝ぐらいの大きな黒い蜂が飛んでいて、
まっすぐに私のほうに向かって攻撃態勢になってホバリングしていました。
ご先祖様が「ここには植えてはいけない」と言っているのだろうと思い、
無理に蜂と戦わないで余った玉竜は、別のところに植えました。

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蜂だと思った大きな黒い虫は、羽根をつけた女王アリだったのかもしれません。
私が耕すのをあきらめると、せっせと穴を掘り始めました。

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作業をしていると、ご近所さんがお墓の清掃に来て通りかかり
私は知らない人でしたがあいさつしました。
まじまじと私の顔を見て、「(父の)面影がありますねー」と言うのです。
私は、実家の父や祖母(跡取り娘でした)に似ていると言われます。
父の葬儀のときにも、父の従姉妹から、「瑞枝さん(祖母)に似ている」と
言われて、ちやほやしてもらいました。
弟は、他家からお嫁に来た母に似ているので実家の顔の系統ではありません。

今まではお盆やお彼岸のお墓参りの時に
お線香をあげて10分ほどしか滞在しなかった実家のお墓に
丸一日がかりの作業で朝から夕方までずっと居て、
午後にはご先祖様に親近感と表現したらいいのでしょうか、愛でしょうか
自分のルーツなんだなーという不思議な気持ちになりました。