LAVENDERの日記

乳がん温存手術後11年が経ち、ホルモン療法も卒業しました。 2019年2月の乳房再建についての記事をアメブロに更新しています。 はてなのブロともさんブログにアクセスしやすいようにこちらも開設して、自分のアメブロ記事のダイジェストを投稿しています。

琴線に触れる覚書

パイロットのペン習字講座を2年間ぐらいしたことがあって
(締め切りに追われて出すだけだった)
そのときに、お手本がABCDの4種類あって
最初にどれかひとつに決めたら、途中で先生を取り替えてはいけない
ということが書かれていました。

そんなわけで、テキストのコピーがあるのはいいけど
いろいろ取り替えていたら混乱するのかな?と漠然と迷いがありました。

教秀さんに質問したらこんなお答えが帰ってきました。
元のコメント位置は こちら です。
覚書として取っておきたいのでコピーさせてもらいました。

<ラベンダーの質問>
以前買ったペン習字テキスト(練習帳タイプ)をコピーして
何部も持っています。 競書をやっていた時は、時間がなくて
基本的なことを勉強できなかったので、最近、テキストで
【今までの汚い脳内書データを基本★から入れ替えよう!!】
をやってみたいと思います。

コピーしたテキストは、同じ先生で統一していなくて
何人かいらっしゃいます。 どれか1人の先生に決めて
何度もやったほうがいいでしょうか?
同じテキストを4回、5回は飽きます。
あまり気にせず、基本的なことを勉強すると割り切って
テキストを取り替えてもいいものでしょうか?
違う表現で書いてあって目新しいことが勉強になります。
ただし、字の雰囲気は違うので戸惑いもあります。
いかがなものでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。

<教秀さんのお答え>
たとえ話。「花の絵を描きたいのですが、チューリップばかり描いてていいのでしょうか。他の花は、描いてはいけませんか?」あなたなら、どう答えますか。何を書くか、よりも、いかに楽しく書くかではないでしょうか。書きながら、楽しさがわいてくるものこそが、あなたの進むべき道であると考えます。



こちらは、身元不明の2ちゃんねるの方です。
流れていってしまうのでコピーさせてもらいました。
「字形を気にせず、大きくペンを動かして」には
カルチャーショックです。 チャレンジしてみたいです。

2ちゃんねるから引用 線質を良くするには?>
731 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/19(火) 00:34:38
本レスは「あなたの筆跡晒してみてよ八画目」の線質についてのトビです。
長文かつ駄文、スレ汚しごめんなさい。

線質ですが、ペン字では最も身につけることが難しい部分だと思います。
磨く、鍛える、といった表現が正しいかもしれません。
字形が気になったり、字粒、配字(終わりが近づくとはみ出さないだろうか?と不安になる)
このあたりが完全に払拭されてないと、気脈の通った線は書けないです。

練習するにあたり、プラチナのプレピーを使ってみては如何でしょう。書き良いが故に、
気を抜くと単調な線に逆戻り、ボーっとした字になってしまいます。
強弱、遅い速い、リズムを大切にして書きましょう。単調だった線が躍動感溢れるものに
なるはずです。字形を気にせず、大きくペンを動かして、おおらかな気持ちでゆったりと。
線質の手本は実はあなた自身の中にあります。気持ちよく書けた時、迷いの無い線が
書けているはず。そこまで来たら、ペン習字に向いているペンを使ってみてください。
自分が今まで見たことも無いような、冴えた筆致、生命の宿った線にびっくりします。

ご参考までに、自分がプレピーで書いたものを晒します。
ttp://whitesharp.sakura.ne.jp/handwriting/img/1013.jpg
ネットに公開されていた師範クラスの課題を書いてみました。
課題は行書縦書きのようですが、同じ書き方もツマンナイので楷書横書にしてみました。
※自分はこの会派に所属しているわけでは無いので字形が異なる文字があります。
あんだけ語っておいて、実際は大したこと無いわけで「言うは易し、行なうは難し」ってトコですね(恥
イメージ 1

2ちゃんねるから引用 横書きを上手に書くには?>
734 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/23(土) 14:27:35
釈迦に説法とは存じますが、纏めてみました。
ナルホドと思われる部分があれば、そこだけ参考にしてください。会派によっては違うでしょうね。

1.終筆の向きに注意する。
  (完結させましょう。下に字が続かないのに、わざわざ下へ抜くのは不自然)
2.起筆に注意する。(その字にとって自然な入り方をすれば良いです。上記1.と同じ事)
3.行書で書く場合、崩しの少ない書きぶりを選択するのが無難。
  (連綿が使えないこともあり、崩しが大きいと全体を統一するのが思いのほか大変。)
4.ひらがなの字形を見なおす。
  ・縦が強調されすぎない、間が開きすぎない字形を選択する。(え、し、を、、、)
  ・一度に続けて書く書きぶりなら、分けて書く書きぶりにする。(と、も、り、、、)
5.カタカナはこころもち扁平にすると統一感が出ます。
6.偏と旁が単独で書いたときに意味を持つものについて、その位置関係に気を配る。
  ・偏と旁の間隔を心持ち詰め気味にして一体感を持たせる
  ・偏と旁の上下を強調しすぎない
  例:動は「重」「力」は単独でそれぞれ意味があり。一瞬でも「じゅうりょく」と
    読めてはいけない。
    (縦書きでは懐の深い良形であっても、横書きでは必ずしもそうならない場合があります)
    縦書きでは「重」の若干右下に「力」を書いても安定します。
    横書きの場合は、素直に横に添えたほうが安定し、読みやすいです。
7.読み手が横に読み進める邪魔をしないこと。(行の重心が上下にうねったりしない)

横書きは全体が揃い、整然としていると、字のひとつひとつがそうでなくても奇麗に見えます。